協会概要
静岡県製薬協会は、静岡県内の医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の製造販売業者及び製造業者を会員とする任意の団体で、平成26年に協会創立60周年を迎えました。戦後間もない昭和23年に原薬、化粧品、医薬部外品等の約30社の団体が結集したのが始まりとされ、昭和29年9月4日に「静岡県製薬協会」として正式に発足しています。発足当初は県内に本社を置く企業が中心でしたが、昭和30年から40年代にかけて大手企業の製造事業所が静岡県内に次々と進出したことを契機に、静岡県が医薬品、化粧品、医療機器等の生産拠点として発展し、それに併せて会員数も増加し110社を超える会員が加盟する団体に成長しました。 この歴史の中で、その時代環境に即した様々な活動が行われ協会の位置付けが見直されており、県との連携(県庁内の事務所設置)、協会職員の採用、会長会社の輪番制、20社で構成する理事・監事会社による事業企画運営及び法規制と業種の独自性から、昭和52年に化粧品分科会、平成9年には医療用具分科会(現在:医療機器分科会)を設ける等、多くの改善を重ね、現在では会員相互の情報ネットワーク、薬事工業や公共福祉の増進を目的として、地域に密着した活動を行ってきました。 会員に対して、国や県からの通知や協会ニュースでトピックを提供すると共に、医薬品等の製造・品質管理技術の向上を目的とした研修会の開催、優良企業見学会、医薬品製造業者等品質管理講習会、理事監事研鑽会等の各種事業活動を、また、静岡県立大学、社団法人静岡県薬事振興会、社団法人鈴木梅太郎博士顕彰会、社団法人静岡県病院協会等の静岡県内の関係団体ともそれぞれ協力し、静岡県の薬事工業の振興や公共の福祉増進に寄与しています。また、県に対し、懇談会の開催、各種プロジェクトへの参画及び地方薬事審議会の静岡県薬事審議会委員として意見を具申する役割を担うなど、時代の要請に合わせた薬事行政実現への協力を行っています。 平成17年に改正薬事法が施行され、製造承認から製造販売承認制度に移ったため、合併・分社化等、業界全体で様々な変化が現れてきています。このような状況の中、創立50周年以降、協会の足元を固め会員のベネフィットをいかに向上させるかを検討し、その成果の一つとして平成18年9月にホームページを開設しました。引続き、会員のベネフィットの向上を検討しており、静岡県内における当協会の役割がますます期待されています。 |
入会等のお問い合わせは下記へ
静岡県製薬協会〒420-8601 静岡市葵区追手町9番6号 静岡県健康福祉部 生活衛生局 薬事課内Tel:054-273-0601 Fax:054-273-0601 E-mail:info@shizuoka-seiyakukyo.org |